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いつやるか?今でしょ!-林修-

time 2015/11/09

いつやるか?今でしょ!-林修-
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2013年の新語・流行語大賞年間大賞となった「今でしょ!」というフレーズ。

多くの方が一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

今回のこの本「いつやるか?今でしょ!」は文庫化された方を読ませていただきました。

 

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文庫化される前の2011年の段階ですでにこのタイトルで出版が提案されていたという点に、林先生自体が宝島社の慧眼に敬意を表しているとコメントが載っていました。

流行語となる前にこのタイトルを使おうとしたのはすごいですね。

 

この本では林先生なりの「自分改造術」について述べられており、読むだけでやる気が出る!という触れ込みです。

書いてある内容は、林先生一個人の考え方、と前置きはされていますが、今の自分の姿から見ても実効性はあるものではないでしょうかと書かれています。

実際に私はそのように感じましたし、すべてとは言わないまでも多くを真似することができれば人生は好転していくのではないでしょうか。

 

「今でしょ!」という言葉には色々な思いが込められているようです。

あなたが今すべきことは何ですか?どうするべきなのか考えましたか?

もし、それがわからないならどうするべきでしょう。誰かに相談してみますか?

結果としてどうするべきかわかったなら、あとは行動するだけです。

それはいつですか?今でしょ!

 

やるべきことがわかったならすぐに実行に移すことが大切です。

そして、現代の人の多くはそれができていないのではないでしょうか。

面倒だったり、気乗りがしなかったり。しかし、時間と共に自体は悪化していくのが常です。

ならば、一刻も早く事態を良くするためには、一秒でも早い行動が必要なのです。

 

この本では6章に渡って基本的な考え方から目的を達成するための内容が書かれています。

先に感想を少し書きますと、非常にわかりやすいものであったと思います。

こういった内容の本をいくつか読んできましたが、間違いなくトップクラスに読みやすいです。

 

というのも、解説が細かに書いてあるほか、理解がしやすいように例を挙げながら順序だって書いてあるからです。

初めてこういった本を読むならば、そういった意味でもおすすめです。

 

1章では「今すぐにやるべき習慣」について書かれています。

・挨拶は「誰にでも平等に」しよう!

・質問は「意味を考えて」すべし!

・どう質問していいかわからないときにするべきこと

 

挨拶の意味を考えてみたことがあるでしょうか。

お恥ずかしながら私はそう深く考えたことがありませんでした。

挨拶は自分が他人に見られる場面です。

それこそ誰が見ているかわかりません。

 

偉い人にだけ挨拶して、そうでない人には適当に対処。

こんなところが誰かに見られていたら、普段どのようにしていても信頼は損なわれます。

そのあたりを軽んじてはいけないということです。

 

そして挨拶をしっかりすることにコストはかかりません。

それでいて自身の社会的評価は上げられるというとても素晴らしいものです。

だから「できる人」は率先して行うのです。

 

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質問は考えられたものでなければなりません。

質問の本質とはいかなるものでしょうか。

まず相談してみよう、というのが多いですがあまりに下らない質問が続けば上司は部下を見切ります。

質問自体は悪い行為ではありません。ではどういった質問をするべきなのでしょうか。

 

①自分の考えの及ばない範囲を他人に考えさせ、その知恵を自己のものとする行為

②問題に真剣に取り組んでいる姿勢を伝えるだけでなく、深く考えてもいることを他人にアピールする行為

 

林先生は質問とはこういう行為なんだよ、と記述しています。

相手を一瞬詰まらせ、相手の御知恵を頂戴するとともに「こいつ、なかなかやるな」と思わせてこそ、意味が生まれます。

これが何でもかんでも聞いていたら「そんなことも分からない奴」と烙印を押されても仕方ありません。

この項目でも林先生が実際に生徒とやったやり取りを例に「よくない質問」を紹介しています。

 

 

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第二章「今すぐやめるべき無駄な行動」

自分を見直す絶好のタイミングは今!と自己の行動について見直したほうがいいことを書いています。

 

この中に「相談を正論で返すな」という項目があります。

林先生をただ単純に「良い人だろうな」と思っている方はこの項目で林先生に対する印象が変わってしまうかもしれません。

恐らくですが、ここでの先生が辛辣なことを言っているな、と感じる人は少なくないと思います。

私は身近な人に同じような事を言われてきたので、先生が仰っていることが正しいと思いますが、初めてこのような意見に触れた方はそうでもないかもしれません。

 

他人に何でもかんでも聞いてしまう精神性が冷たく言われていると感じるかもしれません。

ですが、例えば上司に怒られた時、何故自分がそういわれているかを考えることが出来れば、ここでの林先生のお話も理解できるかと思います。

以降の章でもいわれているのですが、自分の判断基準を一度リセットすることも大切です。

自分は正しい、そういう思い込みは誰もがしていることです。

 

他の本の紹介でも書きましたが、悪口を糧にしなさいというのもあります。

そして事実は事実として真摯に受け止めなければならないとしている一方で、例え事実であっても気にする必要のないものの見極め方を教えてくれます。

これは林先生自身の経験も書いてあるので、色んな方も共感できると思います。

 

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様々な局面で使える考え方が多く書いてあるこの「いつやるか?今でしょ!」

もし、自分の今の生活に不満があったり、もしくは心当たりのない悪意を感じているのなら自分自身を見つめ直すべきかもしれません。

とてもわかりやすい本ですので是非おすすめします。

 

この本のあとに出版された林先生の著書「今やる人になる40の習慣」の記事も書いてますので、そちらもおすすめです。

>>「今やる人になる40の習慣」

いつやるか? 今でしょ! (宝島SUGOI文庫)

新品価格
¥648から

 

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